大将がゆく

写真を撮ったり、イラストを描いたり……日本一周の旅をした主夫の日記帳

北海道・胆振の自然を満喫するドライブ旅 Vol.2|支笏湖、樽前山、洞爺湖

太平洋フェリーに揺られてやってきた北海道。初日の目的地は支笏湖と樽前山です。

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支笏湖でランチ

支笏湖の湖畔を走る。雄大な山々を眺めながらのドライブは最高!(妻撮影)

フェリーを降りて苫小牧港を出発したのは11時半ごろ。着岸してから実際に降りられるまでは30分ほど時間がかかりました。

最初に目指したのは支笏湖。湖畔沿いの国道453号線を走ってやってきたのはポロピナイ食堂です。ここではチップと呼ばれるサクラマスの料理をいただくことができました。

塩焼き、フライに刺身とサクラマス料理を堪能しました

ポロピナイ食堂は湖水浴場に隣接していて、おおくのレジャー客でにぎわっていました

溶岩ドームを目指して
樽前山に登る

桟橋越しに風不死岳を望む。奥に見える樽前山にこれから登ります

三重式活火山として溶岩ドームを間近で見ることができる樽前山に登るため、まずは7合目ヒュッテを目指しますが……。

道道141号線(樽前錦岡線)から外れたダート道2.7kmがけっこうバンピーでノーマル仕様のヤリスでは腹打ちしそうで怖かったです。もちろん写真を撮る余裕なんてありませんでした。

いきなり登り始めてます。樽前山はスタート地点の7合目までクルマで来れるうえ、山頂までは1.5kmと比較的短い登山ルートです。そして7合目からしばらくは森の中を歩いていきます

駐車場から400mほど歩くと急に森を抜けて……炎天下の山行となってしまいました

北側には支笏湖の大パノラマが広がります。しかし山頂までは日差しを遮るものが一切ないルートを歩くことになり、何度も「もう引き返そうか?」と思いました。しかしそのたびにこの景色に背中を押されました

ルート中で咲いていた花……もうこの時点で詳しく観察する余裕がなくなっています

あの尾根まで出れば……

この日の苫小牧市の最高気温は28度。しかし直射日光を浴びながら運動し続けるとかなりキツかったです。

当初は東山というポイントを目指していたのですが、あまりの暑さに作戦を変更して途中の火口の稜線までで帰ることにしました。

火口に到着すると目の前に樽前山の溶岩ドームが見えました。いやぁ、長い1.5kmでした

溶岩ドームにズームしてみると、ところどころ噴煙が上がっていました

たかだか片道1.5kmのトレッキングでこんなにヘロヘロになるとは……。

暑さのせいもあるのですが、それ以上に体力を削られたのはサラサラの足元でした。森を抜けたあと1kmほどはずっと軽石が積もった地質で、登るにも降りるにも崩れてしまいます。

軽石が積もってサラサラの斜面です。足元を取られてしまい、余計に体力を使ってしまいました

水分をほとんど飲み切ってしまった下山中に2回も転倒。幸いにも受け身が取れて怪我をせずに済みましたが、次はないと思ってちゃんと反省しないといけません

ちょっと反省しないといけないのは、下山中に足元を取られて2回も転んでしまたことです。

そもそも運動を控えるべき炎天下に「ここまで来たし……」という思いで体力を無視して強行したのもよくなかったですし、調べれば足元が悪いこともわかったはずだったので対応できるようにトレッキングポールなどを用意すべきでした。

樽前山のダート道を走った後はリアがドロドロになっていました。ワイルドなドライブでした

宿泊は洞爺湖へ

豪華な会席料理がセットになったプランが1部屋限定で安くなっていたので、美味しい晩ご飯にありつくことができました

下山してからは再びボッコボコのダート道をくだり、ノンストップで宿泊地の洞爺湖温泉を目指しました。そうしないとチェックインに間に合わなかったので。

そして夜にはロングラン花火大会を見て、体力の限界を迎えてストンと寝落ちしてしまいました。

半年間にわたって毎夜開催されるロングラン花火大会。20分と短いですが、けっこうボンボンと景気良く打ち上げてくれます


こうして1日目は無事に宿までたどり着くことができました。

翌日も懲りずに山を歩こうと計画していますが、そのお話はまた次の投稿にて。

それじゃあ、また。

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撮 影:2023年7月 in 支笏湖、樽前山、洞爺湖(北海道)
カメラ:Canon EOS R6, Apple iPhone13
レンズ:Canon EF24-105mm F4L IS USM, Canon RF 50mm F1.8 STM