大将がゆく

写真を撮ったり、イラストを描いたり……日本一周の旅をした主夫の日記帳

フジミ模型 スーパーカブ110

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模型でガマンします

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2月にはこんなのを描いてました

もし次にバイクを買うとしたら、ホンダ スーパーカブだと考えています。

でもポップで可愛い60周年記念カラーは実車は手に入らないものだと諦めていました。

そんなときに見つけたのが「フジミ模型 1/12 NX1EX-3 ホンダ スーパーカブ110(60周年アニバーサリー)」。

さっそく購入して、1/12スケールでカブ主になることにしました。

6時間ほどで制作

このプラモデルの特徴は彩色不要&接着不要であること。

とはいえ、子供用ではないですね。細かい部品などが多く、しっかりと組みごたえのあるキットでした。

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ほそ〜いスポークも再現されています

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接着剤不要でサクサクと組み立てられる……と商品レビューを読んでいましたが、気づけば6時間ほどかかってしまいました。

というのも、部品によっては接着剤を用いないと外れやすかったり、残ったゲートをヤスリで削ったりする必要があったのです。

こういった作業は自分のようなプラモデル初心者にとっては意外とハードルが高く、オロオロしながら制作をしました。

かなりリアルな仕上がり

予想以上に手こずりましたが、完成品を見ると疲れも吹き飛びました。

けっこう造形が緻密で今にも走り出しそうな再現度です。

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スーパーカブ110自体がプラ製部品を多用しているので、こうした成形色のままでも本物みたいに見えるんでしょうね。

金属部分を塗装すればもっと迫力が出そうです。

作ってみて

僕は「彩色も接着も不要」とあるので子供でも簡単に組めるキットだと考えてしまいました。

でも、蓋を開けてみればそれなりのスキルが求められるような商品でした。

結局、必要だった工具を並べてみると、

  • ニッパー
  • ヤスリ
  • 綿棒
  • ピンセット
  • 接着剤

となりました。

成形の精度は非常に高く、基本的には指示の通りにはめ込むだけで固定できます。

しかし、小さな部品によっては不安定だったので、接着剤で固定する処置を施しました。

また部品をくっつけるときに干渉する部分にゲートが残ってしまうのは困りました。

手元に400番の紙ヤスリがあったので削ることができましたが、ニッパーだけでは難しいですね。

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細かい部分を削るのが難しかったです

それ以上に悩まされたのは説明書の簡潔な記載内容でした。

僕が説明書の読み方を知らないだけかもしれませんが、組み立ての順番が明示されておらず、一度組み上げた部品を外してやり直すような状況に何度か追い込まれました。

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豆知識がたくさん書いてあって、読んでいて楽しい説明書です

もしかしたらプラモデル愛好家にとっては“あたりまえ”の基礎的なことなのかもしれません。

でも、簡単にパチパチと組み上げるだけで満足のいく出来栄えとなる自動車やバイクのプラモデルがもう少し増えて欲しいですね。

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このキットではもっとも難しい彩色の工程がないだけでも難易度がぐっと下がり、僕は楽しく組み立てることができました。

そして何よりも我が家に赤いスーパーカブがやってきて大満足しています。

同じような彩色不要のキットでまた作ってみようかなぁ〜。

やっぱり工作は楽しいですね。ではでは。