皆既月食の日、2021年4月にオープンしたばかりのイオンモール新利府で映画三昧をしていました。
はじめてパスポートを購入しました
利用したのはイオンシネマが一部の劇場で行っているサービス「ワンデーフリーパスポート」。これは購入当日なら上映されている映画が見放題になる企画商品です。
今回は12時15分の上映回から、23時30分まで4作品をハシゴしました。
パスポートの価格は非会員で3,100円ですが、通常料金なら1度の鑑賞が1,600円なので2本目からお得になる設定です。
またソフトドリンクが飲み放題になるうえ、500円追加すれば幅の広いアップグレードシートも使えます。
鑑賞した作品
1本目「JUNK HEAD」
少し前にSNSで知って、ずっと気になっていた作品。未来の人類が地底世界に侵入&探索するSFです。
ストップモーションアニメなのですが、なんと制作陣は監督1人のみ。
しかも映像制作は独学で、7年もの歳月をかけた狂気(いい意味で)を感じさせる1本でした。
知らないとエンドロールまで個人制作を気付かせないほどのクオリティー。続編も必ず劇場で観たいです。
2本目「The Rescue」
中国版の「海猿」。香港の海難救助隊のお話で「10分に1回クライマックス!」が宣伝文句。
予算規模が「JUNK HEAD」とは3桁くらい違うんじゃないか?という映画でしたが、
- 天才肌の主人公と理論派のヒロインの恋愛
- 仲間の離脱と新メンバーとの邂逅
- 信頼する後輩との死別
- 主人公の息子の初恋
- その息子の大病と手術
- そして数えきれない危機一髪……
これを120分に詰め込んでしまうので、ちょっと胃もたれしてしまいました。
なんか全品に背脂をトロトロにぶっかけられた中華料理のフルコースを食べた感覚です。
3本目「地獄の花園」
普段は観ない作品も気軽に試せるのが、ワンデーパスポートの魅力だと思います。
特にこういった邦画はほぼ興味ないのですが、かなりマスクの下でケラケラ笑いながら見てました。
特に前日の喧嘩でボロボロに怪我したOLが普通にオフィスで働いている光景がシュールでした。学園ヤンキー漫画と違って、OLはお仕事しないとクビになっちゃいますもんね(笑)。
この日のベスト作品です。
4本目「シン・エヴァンゲリオン」
アマプラで1〜3作目は見ていたものの、ストーリーが理解できず諦めかけていました。
正直、最終章の「シン・エヴァ」も理解できませんでした。だけど、クオリティーの高さはひしひしと伝わってきました。
とりあえず「劇場で観たぞ!」と実績ができました。
気づいたこと
やろうと思えば7作品くらいイケる
今回は鑑賞したのは4作品に留まりました。
ですが朝イチから開始して、休憩度外視で組めば7作品くらいは観れそうです。
とはいえコスパのために興味がない作品を延々と観続けるのは拷問に近いものがありますので、楽しめる範囲で利用するのがいいと思いました。
座席のアップグレードは必須
4作品で合計6.5時間ほど劇場に座って鑑賞していました。
これだけ長丁場だとさすがにお尻が痛くなるので、500円を追加して座席をアップグレードしていたのは大正解でした。
また首にもダメージがきたので、途中、イオンモール内のダイソーでネックピローを購入。
このほかブランケットや腰クッションなど、身体ケア用品を準備して臨みたいところです。
飲み物はホット推奨
ソフトドリンクが飲み放題になるので、ついつい作品ごとにドリンクを手に取ってしまいました。
しかし、冷たいもの身体が冷えるだけでなく、氷が溶けて量が増えるのが盲点でした。
そのせいで2作品目のエンドロール途中でトイレに出るハメに……。
3作品以降はホットドリンクをちびちびと飲むようにしてました。
またやりたいか?
予想以上にフィジカルを使いますが、映画にどっぷりハマれるので「アリ」な時間の過ごし方でした。
ただ最低でも2〜3作品ほどは見たいやつがあるときに利用すると、もっと満足度が高いように思います。
イオンモール新利府では6月末までやってるそうですので、様子を見て再プレイしちゃうかも??
それじゃあ、また。