今週末から始まったジャパンモビリティショーのプレビューデーに行ってきました。
半日じゃ無理!
最初に書いておくと、今回まわることができたのは完成車メーカーが集まる東展示棟だけ。
というのも一般公開の前日に行われたプレビューデーは12時30分~18時のみの開場。午後だけの短期決戦だったのです。
正直、西展示棟のTokyo Future Tourはかなり興味があったのですが、時間が足りなくて泣く泣く帰ってきました。
だけども短時間とのトレードオフがあります。それは入場券の枚数が限られているため空いていること。
このメリットの恩恵を受けて各社のコンセプトカーを間近で見れたほかEVの試乗まで楽しめました。
メーカーブース
日産
BMW
三菱
スズキ
BYD
外国メーカーの出展が寂しいなか、中国から渡来したBYDのブースからは勢いと覚悟を感じました。
これもしかしたら本気で日本のEV市場を獲りにきてるんじゃないか?とさえ思います。
デザインも内装はかなり凝ってますし、同クラスの国産ICE車と価格競争力まであるので10年後あたりはもしかするともしかするかもしれません。
ヤマハ
ショーが中止になってしまって、その流れでブースを出てしまったのでヤマハはほとんど見てませんでした。あちゃー。
レクサス
ホンダ
ホンダのブースで個人的に興味を惹かれたのはモトコンパクト。
マンションの玄関でも置けそうなくらいのコンパクト感。しかも電動なのでオイルが漏れたり、室内がガソリン臭くならない。こいつをトランクに放り込んで週末におでかけなんて最高じゃないですか。
……え?9月からアメリカで売ってるんですか!?国内でも販売して欲しいです(たぶんこのままでは法規制的に無理)。
ソニー・ホンダモビリティ
AFEELAプロトタイプでボケーとしちゃって、ボケーッとしたまま歩き出したらカワサキのブースを完全にすっぽかしました。あちゃー(本日2回目)。
スバル
スバルは立ち寄ったタイミングでステージが盛り上がっていたのですが、急に背面のLEDパネルが割れてUFOが出てきたもんですから驚きを超えて爆笑してしまいました。
いやぁ、その勢いでブースをサクッと出てきちゃったから、あまりスバルも見てないや。あちゃ〜だわ(3回目)。
マツダ
トヨタ
個人的にすごく感動したのは「ネオステア」です。
トヨタ所属のパラスポーツ選手の声がきっかけで試作したというこのステアリングでは二輪車のような操縦感で直感的に走ることができました。
てか、絶対にペダルよりもこっちの方がいい。指先なら自然と細かい操作ができるし、なんたってアクセルとブレーキが完全に違う動きになるのでミスが劇的に減ります。
担当の方にお話を伺うと車両側の電子制御との相性のほかエアバッグの搭載方法、ウインカーやクルコン等のボタン位置の検討、さらに法規制の改正が必要など市販化するまでのハードルはかなり高いそうです。
しかし、いつかこのステアリングで安心して楽しくドライブできる日を僕は心待ちにしています。
ダイハツ
トヨタ車体
試乗会など
試乗会は完全予約制で15分おきにオンラインで受付が始まっています。
新幹線の中から東京駅、そしてゆりかもめの車内で必死にブラウザをリロードし続けて争奪戦に勝利して掴んだのは日産サクラでした。
本当はアリアとかBYDとか乗ってみたかったけど仕方あるまい。
でも、軽自動車とナメて乗ってみたらシートに押し込まれるようなトルクで加速してビビりました。航続距離が短いですが通勤とか買い物用途なら十分じゃないかな?
……て、日産の担当者とトークが盛り上がりすぎて車体の写真を撮るのを忘れました。
プレビューデーは狙い目かも?
はじめてプレビューデーで訪れたのですが、ガラガラの会場を縦横無尽に歩き回ってじっくりと細部まで見ることができて非常に快適でした。
ぶっちゃけ一般公開日のチケットより1,000円も高かったのですが、その価値はあったと思います。
これは平日を自由に使えるフリーランスの特権ですね。もし次もモビリティショーに行く機会があれば、同じようにプレビューデーを狙いたいと思います。
撮 影:2023年10月 in ジャパンモビリティショー
カメラ:Canon EOS R6
レンズ:Canon EF24-105mm F4L IS USM
余談:気づきました?
今回の記事で投稿した写真ではいずれも写り込んだ人の顔にモザイクをかけてないんです。
僕は肖像権トラブルを諦めたのか?……否。
はじめての試みですがAdobe Photoshop 2024で搭載された生成塗りつぶしで片っ端から顔を上書きしてみました*1。
つまり本記事中の写真で個人を判別できるレベルで写り込んでいる顔はすべてAIが生成した架空の人物です。
他人の顔にぼかしやモザイクをかけると、こうしたイベントの様子の写真だとのっぺらぼうが並んでしまうのが気になっていたんです。
こんなときこそ生成AIの出番じゃないのか?とやってみたのですが、リサイズした写真だと違和感なく合成できますね。
いやぁ、恐ろしい時代になったもんだ。
それじゃあ、また。