こちらは15年もののCD-Rですが……反射層が剥離してました。あちゃー。
SNSなどで同じような現象が起こって読み込み不可になると知っていましたが、まさか自宅で発生しているとは思いもしませんでした。
CD-ROMの内容は妻が高校時代にコンデジで撮っていた写真。ここには思い出がたくさん詰まっています。
幸運にも記録した部分のギリギリ手前で剥離が止まっていたので、何とかデータを読み出して外付けSSDへと救出できました。
これを機に今日はひたすらCDやDVDから過去のデータを吸い出し続けて、合計で20枚ほどをサルベージできたようです。
それにしても久しぶりに光学ディスクを触りましたが、ドライブが「キュィーン」という音を立てるのを聞くと懐かしい気持ちになりました。
15年前はディスクのないデジタル生活なんて考えられなくて、コンデジで撮った写真をせっせと円盤に焼いてたし、映画を自宅で観るといったらTSUTAYAでDVDを借りてたし、Blu-rayとHD DVDの次世代規格競争なんてのもあったし……。
ディスクメディアがこんなふうに生活の中から消え去って、出土品のように風化してしまうなんて想像もできなかったです。
もし皆さまも大切な思い出を記録した円盤があれば、お早めにご確認ください。
それじゃあ、また。