大将がゆく

イラスト、おでかけ日記、旅の記録など……。まったり描いて、のんびり書いてるブログです。

MotoGP2019 日本グランプリ 観戦記

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2年前に宮城県に引っ越してきてから、虎視眈眈と機会をうかがっていたイベントがありました。

それがMotoGP日本グランプリの現地観戦でした。

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開催地は栃木県東部にあるツインリンクもてぎ

さすがに岡山県に住んでいては気軽に行けませんが、宮城県からなら270kmほどの距離。

「行きたい!」と申告してみたら主夫業のおやすみをいただけたので、ついに2019年はその念願が叶いました!

(ちゃんと妻用の3日分の食事を用意してから出発しました)

観戦スタイル

今回は18日(金)のフリー走行から3日間を満喫するため、車中泊をすることに。

そして、最終日の20日(日)はレース観戦だけにして、写真撮影は1日目と2日目に済ませてしまう作戦です。

また広大なサーキット場内では移動でかなりの時間と体力を消耗することになるので、新兵器を投入しました。

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カバンは「バッカン」という釣り用のものです

そう、キックスケーターです。

ブックオフのスポーツ用品コーナーでJD Razorが1,500円で手に入りました。

JD RAZOR MS-105R クリア

JD RAZOR MS-105R クリア

言うまでもなく、コイツが大活躍しました。

フリー走行(1日目)

初日はフリー走行が2回行われます。天候は曇りで路面温度も低め。

フリー走行とはいえ、周回タイムが予選に関わってくるのでライダーたちは力を抜きません。

90度コーナー

まずは東エントランスから近い90度コーナーで撮影しました。

ここは決勝日は指定席ですが、この日は誰でも入れました。

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あの“ロッシ”が目の前を走ってる!夢を見てるみたいです

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注目のルーキー、ファビオ・クアルタラーロ選手(Petronas Yamaha SRT)。なんと御年20歳!

ビクトリーコーナー

1回目のフリー走行が終わったらダラダラと移動して、中央エントランス周辺を散策。

フリースタイルモトクロスのデモンストレーションに遭遇し、かなりテンションが上がりました。

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地上5メートル以上は飛んでるのに、こんなアクロバット……信じられません

そして屋台で買ったお昼ご飯をスタンド席で食べていたら、2回目のフリー走行が始まってしまいました。

あまり遠くまで移動できなかったので、最終コーナーでもあるビクトリーコーナーで観戦しました。

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フェンスにカメラ用の覗き穴があったので、撮影しやすかったです

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KTMのミゲル・オリベイラ選手が目の前でクラッシュ

いやぁ、最高ですわ。

本当に来てよかった。

まだまだ初日。まだ2日間もMotoGPを楽しめるなんて最高すぎます!

車中泊

クルマを停めたのはホンダコレクションホールから程近いS7駐車場。

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車中泊ガチ勢がたくさん。今後の参考にさせていただきます

本当はもう少しコースに近い駐車場をねらっていたのですが、行きの道中で6時間も仮眠してしまったので入れませんでした(笑)。

しかし、ここは常設トイレが近いだけでなく、車中泊慣れした人が多くて静かで過ごしやすい環境だったので大正解。

夕食は屋台でお弁当を買ってきてちょっとしたキャンプ気分を味わったりしてました。

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公式予選(2日目)

昨夜から降り始めた雨が残る2日目の朝。

人間は雨ガッパを着込み、カメラにはシャワーキャップを被せて完全武装で出発です。

第5コーナー激感エリア

まず、向かったのは第5コーナーの激感エリア。

ここは到達するルートが非常にわかりづらく、メインスタンドから第1コーナー方面に600メートルほど移動した位置にあたります。

しかし、コースまでの距離が遠すぎます。

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アジアタレントカップの予選レース時には本降りの雨が……

ファーストアンダーブリッジの真横なので排気音が反響して大きく聞こえますが、その大音量で騙されている気がしてなりません。

一応、第4コーナーから第5コーナーまでの直線が真正面から見渡せるのがウリなのですが、これも遠すぎる。

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このエリアに入場するために3,100円も支払ったのですが、完全にドブに捨てることになりました。

滞在時間5分で切り上げます。

130R(イン側)

目指すは130Rのイン側。マップ上で見ると第5コーナーからは直線距離で240メートルほど。

しかし、通路がつながっておらず、結局、全長2.4キロメートルのスーパースピードウェイを半周し、90度コーナー経由の大回りで移動する羽目になりました。

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移動距離はまさかの約2.5km……

ずっと雨に濡れながらの撮影に加えて、想定外の長距離移動。

かなり身も心も冷えてしまって、テンションが下がってしまいます。

キックスケーターがなかったら諦めていた移動でした。

やっとの思いで130Rまで到達したときには、すでにMoto3のフリー走行は終わりかけていました。

とりあえず、土手を中腹まで降りて、気を紛らわすためにカメラを構えます。

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Moto3 アルベルト・アレナス選手(Gaviota Angel Nieto Team)

むむ……ヘルメット越しにライダーの表情まで見えるじゃないですか!

3,100円もする高台の上なんかより、自由観戦エリアのここの方がもっと激しく感じられます。

『諦めずにやってきてよかったなぁ』

自分を褒めていると(≒慰めていると)、Moto2のフリー走行がスタート。

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ハイサイドからの超絶セーブで注目をかっさらったアレックス・マルケス選手(Team Estrella Galicia Marc VDS)

すると、次第に雨脚が強まってきて、なんと10台以上が転倒する大波乱の展開に。

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ひしゃげたマシンがクラッシュの激しさを物語ります。うずくまるチャントラ選手(IDEMITSU Honda Team Asia)は担架で搬送されていきました

Moto2クラスのフリー走行後、コース上でマーシャルたちが必死に水溜りを除去する作業に追われていました。

一部ではカッターでアスファルトに切れ目を入れてまで排水していたようです。

予定より遅れること15分、いよいよMotoGPのフリー走行(3回目)がスタートです。

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鋭い眼光のホルヘ・ロレンソ選手(Repsol Honda Team)

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ウエットな路面で膝を擦りながら走るバレンティーノ・ロッシ選手(Monster Energy Yamaha MotoGP)

やはり世界最高のライダーたちの走りは圧巻の一言。

ウェットな路面だと僕はバイクに乗ることすら怖いのに、彼らはガツガツ攻めていきます。

フェンスの外で見ているこっちがヒヤヒヤしてしまいました。

まさに「神から才能《ギフト》を与えられた者たち」が集まっていることを実感させられます。

V字コーナー

さて、午前中のMotoGPのフリー走行後は130Rを離れて、バックストレート方面を目指しました。

途中、雨も上がって、東パドック付近のV字コーナーの入り口でMoto3の公式予選を観戦。

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iPhone7でスローモーション撮影——GIFにしたらモザイク画になっちゃった(笑)

コースまで手が届きそうなほど近距離で見られるのですが、ちょっとフェンスの網が太すぎてカメラでの撮影には向いていませんでした。

そして、地下道を通ってV字コーナーを見下ろせるキャンプステイエリアに到着。

ちょうどコーナーの立ち上がりの正面あたりでポジションをゲットできたので、ここでMoto2とMotoGPの公式予選を観戦することにしました。

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ホームグランプリながら不完全燃焼に終わってしまった長島哲太選手(ONEXOX TKKR SAG Team)

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ファビオ・クアルタラーロ選手(Petronas Yamaha SRT)は3番グリッド、フロントローを獲得

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中上選手は13番グリッドとまずまずの位置を獲得

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2番グリッドを獲得し、同僚のルーキーに先輩の意地を見せたフランコ・モルビデリ選手(Petronas Yamaha SRT)

公式予選は15分間だけの短期決戦なので、その一瞬にすべてを賭けたマシン全開の走りが堪能できました。

ごぜんやま温泉保養センター 四季彩館

この日の午前中は雨に打たれ、午後はムワッと蒸した1日となり、体がドロドロになってクルマに帰着しました。

さすがに自分の体臭に耐えられなかったので、ツインリンクもてぎの南ゲートから15キロメートルほど離れたごぜんやま温泉保養センター 四季彩館に向かいました。

www.hitachioomiyacity-spa.com

先日の台風19号で被災し、一時的に休館していたようですが、この日は営業していました。

ゆっくりと温泉に浸かって、食堂でカツカレーを食べて英気を養いました。

決勝レース(3日目)

夜中に頬が痛がゆくて飛び起きました。

暗くて見えませんが、どうやら小さな虫が入ってしまった様子。

車中泊している車内に熱気と湿気がこもってしまったので、少しだけ隙間を開けて寝ていたのが失敗でした。

朝になってミラーをのぞき込むと、右頬を3カ所に首筋を2カ所も噛まれていました。

ビクトリースタンド

最終日の朝は車中泊の道具を片付け、のんびりと出発しました。

朝イチのウォームアップ走行は見逃してしまいましたが、写真撮影は控えてレース観戦にのめり込むことにしていたので無問題。

また来年も現地観戦できる保証はないので、今回は思い切ってホンダ応援席を購入してみました。

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Tシャツ、フラッグ、プラスチックチケットなどがお土産でした

なんだかんだいって、バイクはホンダ党なんですよね、僕。

乗るシーンがイメージしやすいというか、なぜかホンダのバイクがしっくりくる気がするんです。

たぶん、またバイクはホンダを買うんじゃないんですか?許可が出たらね。

Moto3の決勝レースから席に座って観戦したかったので、屋台街で食料を買い込みました。

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ロッシファン多し

そして座席についてみると、なんと2列目で表彰台の目の前!

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コース間近で最高のシートでした

僕の日頃の行いがよかったのでしょうか、機械的に割り振られる指定席がこんなにいい位置だとは思いもしませんでした。

あ、レース中の写真は一切ありません。

だって目の前のホームストレートをマシンが駆け抜けていくんですよ?

ファインダー越しに観戦するなんてもったいなさすぎます!

Moto3では鈴木選手が序盤から先頭でリードしたのものの、最終ラップの最終コーナーで惜しくも表彰台を逃してしまいました。

特に最終ラップは観客席からは悲鳴が上がりっぱなしでした。

Moto2の長島選手はマシントラブルでピットからスタートした直後に接触&転倒でリタイヤ。

MotoGPはマルケス選手が圧倒的な周回を見せてダントツ首位。ガス欠寸前の限界ギリギリ走行だったようです。

詳細な経過や結果は公式サイトやニュースメディアでご確認いただければと思います。

www.motogp.com

表彰式で大喜びのマルケス選手は……

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ルーキーのクアルタラーロ選手に思いっきりシャンパンを浴びせられてました。

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目に入ってるよね?若いって恐れ知らず……

コースウォーク

レース終了後は観客が一斉にサーキットを後にします。

ヘリコプターからの空撮でどの駐車場も満車になっている様子が映っていたので、場内で適当に時間を潰すことにしました。

ということで、解放されたコースを歩いてみます。

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秋の暮 レーサーどもが 夢の跡

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ピットレーン入り口の標識もMotoGP仕様なんですね

コーナーの縁石が予想以上にデコボコしていて驚きました。

もし、僕がバイクでこんな段差にハイスピードで乗り上げたら吹っ飛びます。

ちょうどピット内では次の開催地、オーストラリアに向けてパッキングの最中でした。

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KTMのピットからはすでにバイクが搬出済みでした

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箱の中にバイクが入ってます

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ロッシ選手のバイクも解体中でカウルが外されていました

ホンダコレクションホール

『歩き疲れた……』

3日間にわたって遊び歩いた結果、棒切れのようになった足をトボトボと引きずりながら駐車場を目指しました。

しかし、レース終了からまだ1時間ほどしか経ってない場内は大渋滞。

というわけでやってきたのがホンダコレクションホール

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各地に向けて出発するバスに長蛇の列ができてました

2年前の日本一周の旅路でも訪れましたが、何度でも楽しめる博物館ですね。

ちょうど、往年の名車のエンジンを始動させるイベントが開催されていました。

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数十年の時を経て、往年のマシンが息を吹き返す瞬間です

こんなにバイクばかり眺めていると、いよいよマジで欲しくなってきそうです。

『モトラて“gear感”があっていいデザインだな』

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このコンセプト&デザインで125ccクラスを発売して欲しいです

もはや鑑賞ではなく品定めになっている自分に気付いて少し焦りました。

楽しくバイク&クルマを眺めていると、19時が近づいてました。

そろそろ耐えがたい空腹がやってきそうなので、離脱することにします。

爆弾ハンバーグ @フライングガーデン

問:ハンバーグの美味しいお店は?

静岡民「さわやか」

神奈川民「ハングリータイガー」

北関東民「「「フライングガーデン」」」

……ということで、晩ご飯にフライングガーデンの爆弾ハンバーグを食べてきました。

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ひとりでレストラン、怖くないもんっ!

ミディアムレアな焼き加減で肉汁ジュワッ!と溢れ出てきます。

イチオシの和風ソースもタマネギが効いてていい感じ。

ずっと憧れていたMotoGP観戦を締めるにふさわしい逸品でした。


まさに夢のような3日間でした。

これで昨年のF1に続き、MotoGPまで現地観戦できました。

個人的にはFIAやFIMが主催する世界選手権をどんどん見て行きたいですね。

あと残るは世界耐久選手権(WEC)、世界ラリー選手権(WRC)、鈴鹿8時間耐久ロードレースなどでしょうか。

どうやら2020年にはWRCのラリー・ジャパンが愛知県で開催されるようなので、今度はそれを目指してみようかな?

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2014年の新城ラリーにて撮影

ラリーは高校生の頃から大好きなんですよ。

よし、まずは頑張って仕事探そう(笑)。

おまけ:写真集

現像したものの、本文中では不採用になってオトシた写真を置いておきます。

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曲芸乗りってやつでしょうか?

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写真でじっくり見ても、どんな体勢なのか理解できませんでした

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ホームストレートに進入するマルケス選手(FP2, at Victory Corner)

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Moto2にフル参戦中の長島選手(FP3, at 130R)

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マルケス選手(FP3, at 130R)

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ドヴィツィオーゾ選手(FP3, at 130R)

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右肩のケガを抱えながらも果敢に攻める中上選手(FP3, at 130R)

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ドヴィチオーゾ選手はまだフリー走行中なのでちょっと緩い走り(FP4, at V Corner)

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リンス選手&マルケス選手(FP4, at V Corner)

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セーフティーカーのBMW M8。凶暴な音を出しながら走ってました(Q1, at V Corner)

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公式予選が始まり、スロットル全開で加速するリンス選手(Q1, at V Corner)

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予選終了後、ロッシ選手がウィリーのファンサービス(Q2, at V Corner)

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Moto2決勝レーススタートの瞬間(Moto2 Race, at Victory Seats)

モータースポーツの撮影に必須なのが望遠レンズなのですが、あいにく手元にはSEL24240(24-240mm、F3.5-6.3)の便利ズームしかありませんので、大きくクロップしたものばかりなので悪しからずです。

やはり長い玉が欲しくなりますね。あー、空からSEL200600Gでも降ってこないかなぁ〜。

ではでは……。