天気に恵まれた今年のゴールデンウィーク、その後半の4連休を利用して福島県の磐梯エリアで遊んできました。
安達太良山はロープウェイで
今回の旅程は1泊2日。初日は中腹までロープウェイが利用できる安達太良山を登ろうと思います。
そのロープウェイの起点となる「あだたら高原スキー場」に到着したのは9時前。登山装備を整えた旅客で乗り場には行列ができていました。
ロープウェイの山頂駅を降りると、もうそこは標高1,300メートルを越えています。山頂までの残り約400mを頑張って登っていきました。
春の登山を楽しもう
下界ではすっかり初夏の陽気すら感じる気候でしたが、ロープウェイを降りてから風がひんやりと心地良くなりました。そしてまだまだ山には雪が残っているのが見えます。
「まさに春の山だね」とテンションが上がりますが、この残雪がこのあと僕たちをおおいに苦しめるとはまだ知りませんでした……。
残雪で渋滞
もともと登山道が荒れているところに積雪が残っていて、さらに一部が解けているところを大勢の人間が歩くので非常に歩きにくくなっていました。
そしてルートがそんな状態なので、そこらじゅうで登山客の渋滞が発生。少し登っては前に追いついて列に並んで、ちょっと進んではまた止まるを繰り返すようになってしまいました。
山頂までもう少し
雪渓を超えると残雪も減り、道幅が広がるので渋滞は解消されて、マイペースで進むことができるようになりました。
ついに巨岩の上にある山頂を目指すのみとなりました。最後の岩場はYAMAPにはない道筋が複数あって、どれを進めばいいのか分かりませんが、とりあえず他の人に続いて登り続けました。
山頂からは360度の眺め
岩場の途中で急に鎖場が出てきたり、「あ、無理だわ」となって引き返したりもしましたが、なんとか山頂に到着。
雲ひとつない快晴に恵まれて360度の絶景を楽しむことができました。
けっこうよかったぞ、安達太良山
安達太良山は日本100名山のなかでも初心者向け。登山歴が浅い僕でも楽しみながら日帰り登山ができました。
そしてロープウェイ山麓駅の目の前には温泉施設があるのも高ポイントですね。やっぱり山で汗をかいた後に入る露天風呂は最高です。
ただし本来は朝9時にスタートしてお昼頃には戻ってくる予定だったのが、実際に帰着したのは13時過ぎ。途中の渋滞や悪路によるペースダウンを考慮していませんでした。
快晴のゴールデンウィークだったし、YAMAPで先人たちのレポートを読んでルートがドロドロだと把握していたので、もっと時間的余裕を持たせたスケジュールを組めばよかったというのがこの日の学びでした。
というか宿泊を裏磐梯の曽原湖近くで取ったのですが、個人経営のペンションだったので門限があったんですよ。しかも予約時に「間に合わないと晩ご飯は出せないかも」なんて言われてたので、お風呂を上がってからは一路レイクラインを抜けて宿を目指しました。
一応、安達太良山のあとは湖畔でお散歩したり、星景を撮ったり、翌日には雄国沼まで歩いてみましたが、そのお話はまた後日に。
それじゃあ、また。
撮 影:2024年5月 in 安達太良山(福島県二本松市)
カメラ:SONY α7C II
レンズ:SONY FE 20-70mm F4 G