「機動警察パトレイバー the Movie」4DX版を公開初日の今日、観てきました。
この映画が公開されたのは1989年。まだ僕は生まれてませんでした。
でも、大好きな作品を大きなスクリーンで観ることができたのは、間違いなく最高の映画体験のひとつでした。
ずっと好きでした
僕が「機動警察パトレイバー」を知ったのは小学生低学年のころ。
よく訪れていた近所にある公民館の図書室に置いてあった数少ない漫画本でした。なぜそんなところにパトレイバーがあったのかは不明です。
しかも当時はストーリーはまったく理解できず、ただロボットの絵を見たいがためにページをめくっていました。
そして、そのパトレイバーにアニメ版があり、映画化までされていると知ったのは中学生になってから。
そのころに地元にTSUTAYAができて、「機動警察パトレイバー the Movie」のDVDを借りて期限の1週間で何回も見ました。
こうして中学生時代に夢中になった「機動警察パトレイバー」のほか、「AKIRA」や「攻殻機動隊」といった80年代のサイバーパンク作品が、今でもメカやロボットの嗜好に大きく影響しています。
最高だ……
「機動警察パトレイバー the Movie」はオープニングから最高なんですよ。
謎の人物が身を投げ、画面が切り替わると深い森に陸上自衛隊 空挺部隊のレイバーが降下していく……。
最初の5分間で説明的なセリフは一切なく、ただ一方的に始まる銃撃戦。
暴走したレイバーを鎮圧して、無人のコクピットからのタイトルがバーン!
そのあとのストーリー展開も期待を裏切らないし、川井憲次 氏の音楽も最高ですし……
日本アニメーション作品の最高到達点とも言えるこの作品をスクリーンで観れるほどの幸せがあるでしょうか。
やはり自宅のテレビではなく、映画館のスクリーンでコーラを片手に観る映画ほど楽しいエンターテイメントはありません。
あぁ、最高。
もはや言葉は不要。
もう作品については観てもらうしかないな。気になる方は今すぐ劇場に行ってください。
初体験の4DX
今回、人生ではじめて4DXシアターで鑑賞したのですが、ひとつわかったことがあります。
どうやら僕は映画の上映中に座席が動いたり、水が降ってきたりするのは求めてないようです。
てか、水が飛び散るとメガネに水滴が残るからスクリーンが見えにくくなるんですよね。
今日は左右の席に誰も座ってなかったので、途中で両隣の座席の噴水をオフにしちゃいました。
それでやっとだいぶ快適に観れました。こればかりはソーシャルディスタンシングのおかげですね。
2020年はリバイバル上映がアツい
今回、鑑賞した「機動警察パトレイバー the Movie」は僕が生まれる前の作品。
DVDやネット配信で自宅のテレビ画面で見ることはあっても、映画館で上映される機会なんてもう訪れないと思っていました。
そんな諦めが覆ったのが2020年でした。
6月のIMAX版「AKIRA」に続き、パトレイバーまでスクリーンに帰ってきたのです。
そして、今では新型コロナの影響で往年のスタジオジブリ作品が劇場で公開されています。
きっとこんな気軽に名作を大きなスクリーンと最高の音響で楽しめる機会はそうそうないでしょう。
次は「ダークナイト」を見に行こうかなぁ。これは衝撃を受けた作品ですし、何回見てもジョーカーが怖い。
あと、最新作だと見たいのは「TENET(テネット)」ですね。
何を隠そう「ダークナイト」の監督、クリストファー・ノーラン氏の作品が大好きなんです。
ここ数年のタイトルだと「インセプション」も「インターステラー」も劇場で見ました。
9月になったら忘れずに大きなスクリーンで鑑賞しようと思います。
ではでは。