昨日に引き続き、2020年10月4日(日)に宮城県のSUGOインターナショナルモトクロスコースで行われたMFJ全日本モトクロス選手権 第3戦 SUGO大会で撮影した写真をお届けいたします。
撮影機材:Canon EOS 7D Mark II + TAMRON 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD or Canon EF24-105mm F4L IS USM
パドックの様子
新型コロナの影響でレース開催数が減ってしまった2020年シーズン。
その日程を取り返すかのように大会あたりのレース数が増やされているとのこと。
IA1クラスに至っては1日に3ヒートも行う極めてハードなスケジュールとなっています。
各選手たちはレースが終わるごとに泥まみれのマシンを綺麗に洗浄して分解整備を行うことになり、メカニックたちの負担も相当なものになっていると感じられました。
IA2 ヒート2
午後になると次第に日差しが差し込むようになってきました。
モトクロスといえば横一直線に並んで全開走行するスタートが見所です。
コースの真横でカメラを構えていると、まるで空気まで振動しているかのような爆音を立てて選手たちが走り去っていきました。
『なんか既視感のある光景だな……』とその場で考えていましたが、どうやら僕はヌーの大移動を思い浮かべていたようです。
IA1 ヒート3
本大会の最後を締めくくるのはIA1クラスの第3ヒート。
これまでに8回ものレースを連続して行っているため、トラックコンディションは非常に悪い状態に。
コーナーによっては膝下ほどの深さの わだち ができており、素人目に見ても走りやすい路面状況ではありません。
また選手にもマシンにも疲労が溜まっている厳しい状況で最終ヒートを制したのは地元が誇るレジェンド、成田 亮選手(Honda Dream Racing N.R.T.)でした。
今年で引退を表明している成田選手、どうしても欲しかった地元開催レースでの表彰台をなんとかゲット。
アツい展開にコースサイドの観客からはひときわ大きな声援が送られていました。
今回、ダイナミックでアクロバティックなモトクロスにすっかりハマってしまいました。
SUGOのモトクロスコースは起伏が多いものの、コースと観戦エリアまでの距離感が近く、大迫力のレースを楽しむことができます。
また少しの移動で別のコーナーやジャンプに行けるため、さまざまなカットが撮影できて写真愛好家にとって非常に嬉しい限り。
来年も観戦したいですね。
ではでは。