大将がゆく

写真を撮ったり、イラストを描いたり……日本一周の旅をした主夫の日記帳

SUPER GT 2023 Rd.6 in スポーツランドSUGO

今年もSUPER GTをスポーツランドSUGOで現地観戦してきました。

前売り券をゲット

通し番号は……000009番!1桁ゲットでした(笑)

7月上旬に仙台市内のオートバックスでイベントをやってるというのでフラフラと立ち寄ってみました。

するとそこでSUGO戦のチケットを買ってみたら、なんと通し番号が9番でした。よく調べたら公式発売前だったんですよね。

しかし、ここで入場券を手に入れてしまったので、当日は雨が降ろうがなんだろうがSUGOに行くことは確定しました(普段は天気予報を見てギリギリまで悩む)。

予選(1日目)

公式練習

公式練習がスタート。爆音とともにGTマシンがコースになだれ込んできました(No.22 R'Qs AMG GT3 / No.16 ARTA MUGEN NSX-GT)

やっぱりGT500は速ぇ〜です(No.14 ENEOS X PRIME GR Supra)

SUPER GTは台数が多いのでどこを見渡してもマシンが走ってるのは嬉しいです(No.31 apr LC500h GT)

昨年はのんびりと朝を過ごした結果、めちゃくちゃ遠い駐車場に回されて山越えしたりした経験を踏まえて……なので今年は朝6時前にやってきました。

おかげで公式練習は最前列のいい位置で見ることができました。

そしてちょっと時間と体力に余裕があったので、FCYテストは少し場所を変えてグランドスタンドから眺めてみました。

予選日なのにスタンドはかなり埋まってます。そしてメインストレートには3台のGT300マシンがお団子状態で進入

1コーナーのバックショットもねらうことができました。けっこう画角が限られてて厳しいですけど

公式予選

GT300

Q2に駒を進めた5号車。「え?マッハが残ったの!?」という声が聞こえてきました(No.5 MACHSYAKEN AIR BUSTER MC86 MACH GO)

SUGO大会の5年連続ポールを目指したスバルBRZ。今年は96号車に0.7秒差をつけられて2番グリッドからのスタートとなりました(No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT)

GT300クラスで圧倒的な速さを見せたのは96号車。ドライバーの高木選手は最多ポール記録に並びました(No.96 K-tunes RC F GT3)

GT500

(No.17 Astemo NSX-GT / No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra)

スープラ勢の火花は紅い!(No.37 Deloitte TOM'S GR Supra)

上位3台がコースレコードを上回るというバトルを制したのは8号車でした(No.8 ARTA MUGEN NSX-GT)

公式予選は最終コーナーに移動しました。

10%勾配を駆け上がるためにマシンが全開で回り込んでくるこの場所は予選モードで爆走するマシンを見るのにお気に入りの場所です。

出口が近いというのも重要ですね!終わった瞬間にダッシュすれば周囲の道路が渋滞する前に帰宅できます。

決勝(2日目)

ピットウォーク

アップガレージのガレージからピットウォークをはじめました

昨年と比べ物にならないほど参加者がいます

ドライバーのサインは……熱心なファンに譲りました(人気チームは開門ダッシュしないと取れない)

KONDO RACINGのピットガレージはライティングがかっこいいですね

BRZもかっこいいぞ!(小並感)

大会2日目はピットウォークに参加しました。昨年以上に観客が入っていて、すごい賑わいでした。

やはりマシンやドライバーのすぐ近くまで歩いていけるこうしたイベントはグッと応援にも力が入りますし、なんたってサーキットならではの体験ができるのでチケット代以上の価値があるように思います。

……が!本当に見たいのはレース。後ろ髪を引かれつつ、少し早めに切り上げて馬の背コーナーまで歩くことにしました。

ウォームアップ走行

馬の背コーナーはドライバーが視認できるほど距離が近いのでお気に入りのスポットです(No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra)

いつもは隠れ家的スポットなのに……こんなに人がいるなんて!!(No.1 MARELLI IMPUL Z)

やっぱりカメラを構える人はここに辿り着くよねぇ(No.65 LEON PYRAMID AMG)

馬の背コーナーは客席もなく、敷地内を歩かないと辿り着かない場所なので普段はひっそりとしているのですが……。

今回は場所取りが必要なくらいギャラリーがいて驚きました。

さ、いよいよレースの始まりです。

決勝レース

決勝レースのパレードラップは宮城県警が先導。パトカーの前には白バイがサイレンを鳴らしながら走っていますが……心臓がキュッとする音です(汗)

スタートしてしばらくするとGT500がGT300に追いついてしまいました。コースが短いSUGOではすぐに混走です

目の前でmutaのGR86が急失速。戦線離脱となってしまいました

火花をあげる23号車。急なSPコーナーも火花ポイントです(No.23 MOTUL AUTECH Z)

狭いコースが余計に狭く見えるくらいの大混戦になってきました。これがSUPER GTの魅力でもあるんですけどね

コーナーを攻略していく伊沢選手(No.64 Modulo NSX-GT)

急にスローになったかと思いきやドクターカーが出動。このクルマは見たくなかったよ、正直

SPコーナー付近をフラフラしながらレースを観戦していると、急にドクターカーが走り出し、そのままレッドフラッグが掲出されてしまいました。

特設の中継ビジョンを見ていなかったので何が起こったのかすぐにわかりませんでしたが、場内アナウンスのトーンから深刻なクラッシュがあったことだけは伝わってきました。

とりあえずこのタイミングで僕も適当なシートを見つけつつ、軽食を買って休憩することにしました。

小一時間の中断の後にSC先導でレースがスタートしました

クラッシュの当事者となってしまった56号車。痛々しい破損を抱えて走り続けます(No.56 REALIZE NISSAN MECHANIC CHALLENGE GT-R)

2台のニッサン勢を抑えつつGT300車両に対処し2位を死守するARTA(No.8 ARTA MUGEN NSX-GT)

レースはGT300でSUGOの魔物が牙を剥き、トップを走っていたアップガレージがゴールの目の前でガス欠。2位に逆転されてしまうというドラマが起きました。

レースの最終盤はSPスタンドに特設されたビジョンが見える位置で観戦していましたが、やはりレースは中継で全体像が把握できたほうが何倍も楽しいですね。

その“魔物”というやつの仕事はレース後も続いたようで、GT500もGT300もトップチェッカーを受けた2台が車検で失格となり、優勝チームが変わってしまうという波乱ぶりでした。

今年も楽しかった

SPスタンドが上から下まで埋まるなんて他のレースでは見られない光景

レースが終わったら今度は自分が“帰宅レース”で出走する番です

やっぱりSUPER GTは楽しいですね。2クラスが混走するので、至るところでオーバーテイクが発生して見所がありますし、マシンスピードも速いし、プロドライバーだらけのハイレベルなバトルが見られます。

一応、今年はこのSGT観戦でスポーツランドSUGOへ足を運ぶのは最後の予定です。

次は来年までおやすみかなぁ〜と思っていたのですが、どうも写真の整理をしていると当日の興奮が蘇ってきて、もう1回くらいは行きたくなっているので困っています。

う〜ん、そのことはもう少し時間をかけて考えたいと思います。

それじゃあ、また。

撮 影:2023年9月 in スポーツランドSUGO(宮城県村田町)
カメラ:Canon EOS R6
レンズ:Canon RF50mm F1.8 STM, Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM