みちのくにもシーズン到来
東北にも2021年のモータースポーツがやってきました。
とはいえ、引き続き遠征がはばかられるご時世ですので、今年も地元のSUGOを中心に観戦(写真撮影?)を楽しもうと考えています。
ということで今シーズン1発目は「スーパー耐久シリーズ 2021 Powered by Hankook 第2戦 SUGOスーパー耐久3時間レース」です。
半年ぶりのSUGO、道に迷って遅刻する
今シーズンの開幕戦に期待を膨らませ、スポーツランドSUGOに向かったのは4月18日(日)。前日の大雨が嘘のように晴れたものの、暑過ぎもしない絶好のアウトドア日和となりました。
なのに見慣れた道にたどり着かない。キツネに騙されたような気分でしたが、何故か僕は道に迷って山形県を目指していました。
諦めて途中のコンビニへ緊急ピットインしてカーナビを設定。落ち着くために缶コーヒーを買ってから再スタート。
……そんなことをしていたら朝イチのスタートに遅刻しました。まさか半年で道順を忘れるとは(笑)。
半年間で撮影方法も忘れる
SUGOのコースサイドに到着した頃には、すでにRace Gr-2決勝が始まっていました。
定番の撮影スポット、SPスタンドでさっそくカメラを構えましたが……どうやって撮影してたっけ?
説明しよう!大将クンはすっかり撮影の仕方を忘れてしまったのだッ!!
どうやら半年間で忘れたのは道順だけじゃなかったようです。
そのため最初の100枚弱はブレブレでボケボケで、とてもお見せできるようなものではありません。
どうした、僕。
わたわたと設定をいじり倒している間にもマシンは目の前を通過していきます。ほんと競技時間が長い耐久レースでよかったですよ。
強風が僕を翻弄する
この日、気持ちよく晴れ渡りましたが、お昼に近づくにつれて次第に風が強くなってきました。
て、望遠レンズを構えると風の抵抗で押し戻されてしまうほど強くなるとは……。最大瞬間風速は10m/sを超えていそうです。
『ブレブレの写真ばかり撮れるのは風の影響だ!』なんて自分に嘘をつきながら、メインスタンドや第1コーナースタンドへ移動。
そして北風だからか体感温度がグッと冷え込んできました。もはやウィンドブレーカーでは寒くてかないません。
レースには魔物が出る
午後からスタートしたGr-1決勝。スタート直後からは大きなトラブルなく、白熱のバトルが繰り広げられます。
僕も1コーナーからレストハウス横、馬の背、SPスタンドと移動しながら撮影を続けました。
しかし3時間耐久レースも残り約40分となった頃、SPアウトコーナーで9号車と70号車がクラッシュ。
路面にパーツが散らばってしまっただけでなく、オイルが撒かれセーフティーカー導入。のちに赤旗中断となってしまいました。
『このままレース終了でも不思議ではないな』と考えて、この間に最終コーナーを目指して移動開始*1。するとマーシャルの無線で「再開」なんて単語が聞こえてきます。
最終コーナーで待ち構えていると、本当に残り9分でレース再開。これじゃ2時間半の予選会と9分間のスプリント決勝レースじゃないですか。
最後の最後に大波乱の展開です。これがSUGOの魔物の力か……。
反省会だ、反省会!
なんだか本調子じゃなかったのか、ズタボロのレース観戦となってしまいました。今から反省会しましょうね。
まず、準備不足。道は間違えるし、カメラの設定も忘れてるし……。予想以上に自分自身がポンコツでした。今後はポンコツなりに事前に準備をしていきましょう。
とりあえず、昨シーズンに撮影した写真を眺めかえして、EXIF情報から設定を思い出したいと思います。
そして前日に購入した一脚。これに至っては午前中に出して使ってみたものの、お昼前に落として傷が入って、同時に僕の心が折れて午後はしまいっぱなしでした。
そもそも一脚を使うほどのスローシャッターを使うためには、NDフィルターが必要なんですよね。はい、次にこれを買いましょう。
あと荷物も考えないといけません。
レンズはついつい『念のため』と詰め込んでしまいますが、重たいくせに取扱注意の精密機器です。余計な心配をしなくて済むよう、厳選メンバーで臨みたいです。
それにカバン。釣り用のバッカンをカメラバッグにするには限界を感じてますので、ちゃんとしたものを用意したいところ。今度、ヨドバシカメラで物色しましょう。リュックタイプがいいな。
……あ、これ反省会に見せかけて、ただ欲しいものを書き出す作業になってきてるな。
ダメだ。写真の腕前も計画性も身につかないのに、道具ばかり一丁前にそろえちゃうやつです。
誰か僕の物欲を止めてくれ。そして、僕の貯金を守ってくれ……。
それじゃあ、また。
カメラ:Canon EOS 7D Mark II, FUJIFILM X100V
レンズ:Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM, TAMRON 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD
*1:正直、そのまま帰るつもりだった