大将がゆく

写真を撮ったり、イラストを描いたり……日本一周の旅をした主夫の日記帳

SUPER GT 2022 Rd.6 in SUGO

9月17日(土)~18日(日)にスポーツランドSUGOにSUPER GTを現地観戦してきました。

Day 1

フリー走行

午前中のフリー走行はレストラン前にて撮影しました。秋空に爆音が映えますね(No.7 Studie BMW M4)

各車、だんだん暖まってきてスピードが上がったようです。第3コーナーではときおりGT500マシンから火花が上がるようになってきました(No.17 Astemo NSX-GT、No.22 R'Qs AMG GT3)

ヘアピンとS字カーブの間にあるわずかなストレート区間。ブリヂストンの広告みたいな写真が撮れました(No.52 埼玉トヨペットGB GR Supra GT)

予選日の大会初日はスポーツランドSUGOに着いたのが9時を過ぎたころだったのですが、駐車位置が入場ゲートから遠くて歩いているうちにフリー走行が始まってしまいました。

ただし、まだマシな位置だった……と気づくのは翌日のことです。

ピットビューイング&イベント会場

ピットビューイング開始から30分かけてやっとメインストレートに足を踏み入れました。すっごい人数が来場しています

CRAFTSPORTS MOTUL Zのピット。フレームやダクトがチラ見えするとゾクゾクしちゃいます

CRAFTSPORTS MOTUL Zをドライブする千代選手。本物はもっとイケメンでした

大会2日目は来場者数も増えると予想し、ピットビューイングは予選日に参加することにしました。

直後に予選を控えていて緊張が高まっているタイミングにもかかわらず、ドライバーや監督がギャラリーの前に出てきて写真撮影に応じていました。

ピットビューイング前後でイベント会場を散策。すると気づいたらステッカーを買ってました。今度、ヤリスに貼ろうと思います

日産ブースではスカイライン モチュール ピットワーク 2003年 JGTCが展示。おっさんホイホイです

スカイラインの向かい側のホンダブースでは1995年のル・マン24時間耐久レースを制したNSX GT2が鎮座。こっちでもおっさんがホイホイされてました(笑)

公式予選

GT300クラスで棚ボタ的にPPを獲得したNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT

SUGOの最終コーナーは緩やかな曲線を描く高速区間。激しい火花を噴き上げながらかッ飛んでいきました(No.12 カルソニック IMPUL Z)

公式予選Q2の終盤、アタック中のNo.19 WedsSport ADVAN GR SupraをブロックしてしまったNo.64 Modulo NSX-GT。とはいえ19号車はPPを獲得!

ピットビューイング後はFIA F4第9戦のタイミングで最終コーナーまで一気に移動。カルソニックがゴリゴリと火花を引きずるようにして最高の1枚が撮れました。

そしてプログラム終了と同時にサーキットを飛び出て、なんとか渋滞に巻き込まれずに脱出することに成功しました。

Day 2

ウォームアップ走行

大渋滞に巻き込まれ会場入りが予定より大幅に遅れてしまい、12時40分からのウォームアップ走行にギリギリ間に合いました(No.244 HACHI-ICHI GR Supra GT、No.65 LEON PYRAMID AMG)

決勝レースを見据えて、各車、気合が入ったウォームアップを実施。かなり接近して走行する様子も見られました(No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra、No.64 Modulo NSX-GT)

いやぁ、完全になめてました。スポーツランドSUGOの周辺道路が大渋滞。

なんとか12時40分のウォームアップ走行には間に合いましたが、完全に出遅れてしまってレストラン前では思うような撮影ポジションをゲットできず。

決勝レースは少し移動して馬の背コーナーからSPコーナー付近で撮ることにしました。

決勝レース(84Laps / 300km)

いよいよ決勝レースがスタート!まずは馬の背コーナーに陣取って撮影を始めました。写真はGT300クラスでPPのNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT

しかし1周目でいきなりGT300クラスでクラッシュが発生しセーフティーカーが出動。さっそく魔物の気配が……

SCが撤収した直後、馬の背コーナーでは激しいバトルが頻発。つばぜり合いを目の前で見ることができました(No.14 ENEOS X PRIME GR Supra、No.36 au TOM'S GR Supra)

じつはこの週末は台風14号が日本列島を縦断中。大気の状態が不安定になっていて天気予報では15時以降は傘マークが並んでいました。

でもウォームアップ走行の時間帯は日差しが出ていたし、なんとか天候は大丈夫そうだな……なんて思っていたらスタート直前にポツリ。

なんとかレースが始まったときは雨は上がり曇り空が広がっているものの路面はドライの状態へ。どのマシンもスリックタイヤでコースインしている模様です。

GT500が12周目に差し掛かったころ、急に強い雨が降って一瞬で路面がウェット状態に。魔物さん降臨です

至近距離でGT500マシンがGT300を抜き去っていきます(No.38 ZENT CERUMO GR Supra、No.22 R Q's AMG GT3)

魔物「雨を降らせてみたいと思いまぁすw」

SUGOに凄む魔物がそう考えたのかはわかりませんが、開始から15分ほどで急に雨が降ってきました。

すぐに路面がウェットになって緊急ピットインでタイヤ交換をするチームが続出。ブルッ!と滑るような挙動をする車両も出始めて、いきなり波乱の展開に。

GT500マシンの三つ巴バトル。当たりそうで怖い……(No.12 カルソニック IMPUL Z、No.39 No.14 ENEOS X PRIME GR Supra、No.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z)

GT300はK Tune'sを先頭に数珠繋ぎ状態。一瞬たりとも気が抜けません

とっさの出来事でブレが目立ちますが、目の前で接触が発生。No.30 apr GR86 GTがスピンしてしまいました

雨が降ったり、止んだり、また降ったり……。目まぐるしく変化する難しいコンディションとなりました(No.16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT、No.17 Astemo NSX-GT etc.)

アフターファイアを上げて先行車との距離と詰めるNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT

その後も雨は降ったりやんだりを繰り返し、コースも乾いたり濡れたりという難しいコンディションに。

途中、フルコースイエローが発出されつつも、波乱のレースを制したのはGT500は3号車 CRAFTSPORTS MOTUL Z。ランキング首位に躍り出ました。

またGT300は2号車 muta Racing GR86 GTがシーズン初優勝。新型86としても初の勝利だったようです。

GT500クラス優勝 No.3 CRAFTSPORTS MOTUL Z

GT300優勝 No.2 muta Racing GR86 GT

SGTはビッグイベント

SUGOは“試されるサーキット”。競技者だけでなく観客にも試練が降りかかります

入場者数に制限をつけずにSUPER GTがスポーツランドSUGOで開催されたのは3年ぶり。2日間合計で25,300人が来場したようです。

どおりで駐車場に入るために4km手前からベタベタに渋滞するし、シャトルバスもトイレも大行列だし、なんならスマホのデータ通信も終日不通になるわけです。

ほかのレースではここまで混雑することがないのでかなり驚きましたが、盛り上がっているのはいいことですね。

決勝レース終了後、離れた駐車場に向けたシャトルバスの待機列はメインゲート内まで延びました(300m以上の距離)。そしてマイカーに戻れても駐車場出口に向けてずっと渋滞。結局、SUGOの敷地を出るまでにレースが終わってから2時間半かかりました

とはいえ来年へ反省を活かすとするならば、朝はもっと早く自宅を出ようと思います。

特に決勝日は行きも帰りも駐車場までのシャトルバスが並びすぎてて、マイカー駐車位置〜入場ゲートまで山越え片道1.5kmを歩き倒しました。もうやりたくないです。

それじゃあ、また。

カメラ:Canon EOS R6
レンズ:Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM, Canon RF50mm F1.8 STM