先日、届いたマップカメラの段ボール箱。そこにはキヤノン EOS R6が詰まっていました。
あっさりミラーレス復帰
ソニーのフルサイズミラーレスを手放してから約1年で、あっさりとミラーレスに戻ってきました。
でも、所有中のEOS 7D Mark IIはドナドナせずに手元に残しています。なので買い増しです。
正直なところ、本体サイズはそこまでコンパクトではありません。
以前、使っていたソニー α7IIIと比べると塊感も重量感もあります。しかし、そのぶん重たいレンズをつけてもホールドしやすく、撮影機材としては使いやすいです。
試し撮り1:アヤメ園
6月中旬ごろに見頃を迎えるアヤメを撮りました。
電子ビューファインダー(EVF)は露出などを確認しながら撮影できるため、とても気楽にサクサクと撮影できます。
草花や風景などを被写体とする場合、R6のEVFではそこまで違和感を感じません。
また、メガネ着用者としてはEVFの表示を少し縮小できるモードがあるのが非常に助かります。
というのも、メガネのせいで肉眼から数センチだけ距離が生じるので、今までずっとファインダー像が見切れていたんですよね。
でも、R6のおかげでやっと全体像をファインダーで見ながら撮影できるようになりました!
試し撮り2:モータースポーツ
続いて動体撮影にチャレンジ。モータースポーツを撮ってみます。
舞台は先日にスポーツランドSUGO(宮城県)で行われたスーパーフォーミュラです。
レンズはキヤノン 100-400mm F4.5-5.6 IIを純正マウントアダプターを介して使用しました。
AFの追従性は非常によく、流し撮りでもビチッ!とピントを合わせてくれます。
しかし、当日は連写するとEVFの表示がコマ送りのようになることには難儀しました。
後から気づいたのは、EVFの高速表示がデフォルトではオフになっていたこと。ここを設定すれば、比較的スムーズに撮影ができそうです。
動画を撮りたい!
さて、今回、R6を買った本当の理由は動画も撮影したいから。
じつは、ついにお仕事で動画撮影の依頼が来てしまい、真剣に道具をそろえる一環で導入しました。
ソニーのαシリーズも候補に挙がりましたが、所有しているレンズ資産を有効活用しつつ、使い慣れた操作体系で……などを考えるとキヤノンのRシリーズ。
R5の方が動画機能は充実していることは知っていましたが、日頃は写真撮影が多いのでR6を選びました。
今週、実際に収録現場で使ってみたのですが、瞳AFとサーボAFの組み合わせが非常にきめ細やかでよろしい。
マスクをした人物でもしっかりと横顔まで瞳を検出して、ピントを合わせていたのが驚きでした。
ちなみにR6では動画の露出制御はフルオートかマニュアルの2種類しかありません。
この点をネガティブ点として挙げるレビューもありますが、個人的にはこれで充分だと思います。
だって、どうせ動画撮影時にはシャッタースピードは1/50か1/60で固定ですし、あとは絞りとISOで調整です。
むしろ、欲しい被写界深度とかあるので、結局、マニュアル露出ばかり使っています。
さぁ、仕事しろ!
お仕事で使うために購入したとはいえ、ぶっちゃけ多額の先行投資となっています。
だって、R6本体とあわせて他にもマウントアダプターとかSDカードとかマイクとか三脚とか一緒に買っちゃったし。
なので大将クンはこれからお仕事を超絶頑張らないといけません。
とりあえず投資額を回収するため、今後、写真でも動画でも撮影のお仕事は基本的にR6で臨みたいと思います。
それじゃあ、また。
カメラ:FUJIFILM X100V, Canon EOS R6
レンズ:Canon EF24-105mm F4L IS USM, Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM