通路の奥で掃除をする女性のシルエットが浮かんでいたのでシャッターを切りました。
絵に描いたような一点透視の構図になるので、より奥行き感を強調したくて絞りは開放にして手前のオブジェクトをボカしつつ撮影しています。
こうやって街歩きをするときには50mmくらいの焦点距離が僕には扱いやすいです。
数年前にスナップカメラとして入手した富士フイルムのX100Vは携行性に優れるのですが、35mm相当のレンズなのでちょっと広すぎるんですよね。
なので近頃はCanon EOS R6にRF50mm F1.8 STMをくっつけて出歩くことが増えました。
でも、本当はもっと個性の際立ったレンズを使いたいとも考える今日この頃。
「もうちょっとRFマウントで選択肢が増えたらなぁ」という願いをよそに、どうやら最近のキヤノンはサードパーティーをあまり歓迎していないようなので残念に思います。
純正レンズの写りがいいのはわかるんですが、ちょっと冒険してみたいときだってあるじゃないですか。あとお財布が厳しいときもあるし。
そういった意味、いろいろなメーカーが活発に新レンズを投入するソニー Eマウントが今さら羨ましくなってきました。いや、でも3年前にSONY α7IIIを手放したのに戻すってのもなぁ……。
ただ先月あたりからソニーのαシリーズに惹かれていることは間違いなく、特にAIを駆使したオートフレーミングなんてのはそそります。
しかもその機能を動画専用機だけじゃなくて(あまり広告で強調してませんが)APS-C機のα6700にも搭載してきて、じつのところシステム一式の入れ替えの試算までしています*1。
でもなぁ、APS-C機も悪くないのですが、やはりフルサイズのボケ感を知ってしまうと物足りなくなるんじゃ?という思いがありまして……。なんとも悩ましいところです。
それじゃあ、また。
撮 影:2023年8月 in 宮城県仙台市
カメラ:Canon EOS R6
レンズ:Canon RF 50mm F1.8 STM
*1:何度でも言いたくなるほどEOS R6の買取価格が低すぎてドン引きする