動物園で新装備のテストじゃ!
ついにキヤノン EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを買ってしまいました。
憧れの白レンズを自分の稼ぎで手にする……感動もんですね。新卒の頃の気持ちを思い出します。
さぁ、さっそく試し撮り!ということで仙台市内の八木山動物公園へ繰り出しました。
奇しくも撮影の翌日からは仙台市独自の緊急事態宣言に従う形でしばしの臨時休園。
そんな状況なので春休み期間というのに来場者は少なく、開園直後は貸切状態でした。
そして来園者が少なかったせいか、動物たちの大注目を集めてました。
展示の近くに来ると動物から近寄ってくるんですね。それでジーッと見つめられるわけです。
「動物を観察するとき、動物もこちらを観察しているのだ」
なんだかそんな言葉が思い浮かびました。
タムロン 100-400mmとの比較
今回のレンズ購入はタムロン 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD(Model A035)との入れ替えです。
ざっくりと2つのレンズの比較を並べてみると
- キヤノン 100-400mm II は望遠端の絞り開放でもキレイ!
- AFのスピードはキヤノンの勝ち。より緻密な制御をしている印象
- キヤノンの最短撮影距離 0.98mはすごい。テレマクロが楽しい
- 意外とタムロンとキヤノンでサイズ(長さ)は変わらない
- キヤノンは重たい。片手では保持するのがキツい
といったところです。
精巧で緻密な純正レンズ
AF制御、描画、造りなど全体においてキヤノンの方が緻密で精巧な印象を抱きました。
特にAF動作のきめ細やかさを感じました。例えばタムロンレンズがミリ単位の調整だとしたら、キヤノンレンズは0.1ミリ単位のような感じ。
より正確で高速なピント合焦で、被写体をしっかりと追従してくれました。
大きくないが重たい
キヤノンとタムロンを並べると意外とサイズは変わりません。キヤノンの方がひと回り直径が太いですが、バッグに入れる分には大差ないです。
しかし、重量についてはキヤノンが約500gも重たく、片手で本体を握るだけでは構えることが難しかったです。
三脚座を左手で支えておけば問題ないのですが、油断すると落としそうになるので気をつけないと。
バイアスが強くかかっているのもありますが、いろいろとキヤノン純正の方がよく見えてしまいます。
しかし、そもそもお値段が3倍以上も違うレンズですからね。同じ土俵で比べるのが酷ってもんです。
機材はそろった。あとはウデマエだ
これでキヤノンEFレンズは
- Canon EF17-40mm F4L USM
- Canon EF24-105mm F4L IS USM
- Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
と広角〜超望遠でそろいました。
ただ、もうこれで機材面での言い訳が立たなくなってきたので、今年からは真剣にウデマエを磨かないと……。
それじゃあ、また。
カメラ:Canon EOS 7D Mark II
レンズ:Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
※注釈があるものをのぞく