「我が妻よ、緊急事態です」
先週、よりによって出張で徳島へ発つ朝、しっかりと僕はやらかしました。
自宅の鍵を失くした
「僕の鍵がありません。家の鍵がない」
財布にカラビナで取り付けていた自宅の鍵を失くしました。落とし物なんて何年振りでしょう?
出発まで1時間もないタイミングで、慌ててポーチをひっくり返したり、自室を漁ります。
でも見つからない。
「もう行っといで!帰ってから何とかすればいい!」と妻が言い放ち、僕はクルマに乗り込んで仙台空港へ向かいました。
なので出張先で朝早く目覚めたのは仕事前の緊張じゃなかった疑惑があります。普通に心配のタネを抱えていました。
奇跡的に回収
飛行機の中で記憶を掘り返してみると……
僕は月曜日に出発を控えて、前日は買い物をしていました。つまり最後に財布を取り出したのは、その日曜日の午後。
でも、行き帰りは妻が鍵を開閉したと思われ、僕は1日中ずっと自宅の鍵を意識することなく過ごしていました。
結局、水曜日に仙台空港に降り立ったその足で日曜日のルートを巡り、奇跡的にコインパーキングの草むらで回収することができました。
Apple様に見守ってもらおう
「よかった〜」とホッと一息つけたのも束の間、その夜、妻に怒られました。当たり前か。
とりあえず、カラビナはやめて金属リングでとめる方式に変更。それでも失くした場合の保険としてAppleのAirTagを購入しました。
取り付ける対象は次の2点。
- 財布+自宅の鍵
- クルマの鍵
どちらも高価で失くすとメチャクチャ大変なのに、通信機能がないので落とすと終わるアイテムです。
1つ目のAir Tagは財布にそのまま放り込みました。500円玉くらいのサイズなので、まったく違和感ありません。
AirTagケースを自作
クルマの鍵はキーケースに直接取り付けられなかったので、レザークラフトでケースを自作しました。
フィットする形状に丸くカットして縫い付けるのが難しかったので、極力、直線で構成できるようにデザインしました。
なんか荒削りですけど、とりあえず機能は果たしています。
う〜ん、でも紐が見栄えが悪いから、革紐を作ろうかな?
テクノロジーに頼り切る作戦
今回は失くした鍵が3日後に回収できたのは奇跡でした。
でも、もうダメだな。
かつて小学生の頃は“落とし物大魔王”だった僕、かれこれ20年以上に渡って様々な工夫と頑張りで持ち物を失くさずにやってきました。
しかし、30歳を過ぎてから、これまでの踏ん張りが効かずにこうしたトラブルに発展することが増えている気がします。
もう今さら頑張っても無理なので、文明の利器に頼りまくることにしようと思います。頼む!最新のガジェットよ、おいらをサポートしてくれ!
……そんな冗談を言ってるうちに、出先でスマホを落として完全終了したりしてね(笑)。
それじゃあ、また。