先日、新しくなったヨドバシカメラをフラフラしていたら、度肝を抜かれるカメラを見つけました。
それがSONYのVlog用カメラ、ZV-E1。動画撮影に特化したカメラの中でもEマウントに35mmフルサイズセンサー搭載の最上位機種です。
画質がいいとかは当たり前なのですが、びっくりしたのが「オートフレーミング」機能です。
これは4K画質の映像から人物をAIが識別して、自動的にクロップし続けて人物が大きく映るようにフレームを調整するというもの。
もはや本体の中にカメラマンが入っているようなもんです。すごい。
コロナ禍になってから研修会や講演のオンライン配信のお仕事をいただくことが増えたのですが、いかんせん一人親方でやってるのでカメラと配信PCの操作および配信のモニタリング、場合によっては発表スライドのめくり操作を同時にやっていてワチャワチャするときがあるんです。
もしこのZV-E1を使えればある程度はカメラ側に任せられるので、僕はパソコンでの音量調整などに集中できるのではないか?と目論んでいます。
ただ冷静なもうひとりの自分はこの手のトラッキング技術の精度に懐疑的でもあります。今のEOS R6でも顔面AFや瞳AFが使えますが少しでも聴衆が見切れていると、そっちに取られてしまって結局はMF操作することが多いですし。
とはいえ導入にはこの他にもハードルが控えており、そもそもZV-E1の本体価格が30万円と高額商品です。さらにEマウントレンズが必要になるばかりでなく、周辺アクセサリが共有できる予備機も……となると機材総とっかえコースで100万円では収まらない金額になることが判明。
所有中のキヤノンシステムを全部売り払っても到底足らず……いや、EOS R6の買取価格が下落しすぎでしょ。まだ発売から3年しか経ってないよ?
はぁ、後継機種が出るのが早すぎたんだ……。
それじゃあ、また。